乱高下後の相場観

22000円台で「方向性の出ない相場」は
6月26日(金)まで継続すると考えています。

この26日(金)までの値動きは次のBOX内で
推移するのではないかと考えています。

「上限22850」~「下限22040」

先週6月15日(月)に株価は一時「21330」まで調整を入れましたが
その後は急ピッチにその日の晩には22000台付近まで回復しました。

その後は22000台で底堅く推移!

これだけ買い支えが入る相場地合いに対して「強気路線」で
今後の相場展望を描いている個人投資家も少なくないことでしょう。

では、今後の相場展望について考えていきたいと思います。

コロナショック暴落後、3月23日から上昇を始めたこの戻り相場は
中長期的にこのまま上昇トレンドを形成していくのでしょうか?

これについて私の見解は以下のとおりです。

そもそも、日銀は2013年から金融緩和策で
ジャブジャブにマーケットに資金を投入し続けてきました。

そこに今回のコロナ禍で史上最大規模の追加財政出動が行われました。

今のような日銀のETFや国債の買い支えによる株高は一種の
人工的な株価てこ入れ策であると考えられます。

このような、てこ入れ策の株高では、いずれ上げた分を埋める
爆下げが起きることは歴史が証明しています。

日本をはじめ世界各国が今やコロナ禍対策で大規模な財政出動を行っている影響で
世界的に株高となっているわけですが、実際には現在の株高推移は実体経済とは、
あまりにも乖離しているのが実情と捉えておくことが大事なのではないかと思っています。

日銀の100兆円を上回る規模の金融緩和により、国民をはじめ
民間企業等は一時的に救済されたわけですが、あくまで一時的な
救済措置であって本質的なコロナ危機解決には至っておりません。

その点は決して忘れてはいけないと思います。

従って、個人も企業も、今のうちに何かしらの対策を打っていかなければ、
再びコロナ感染拡大によって「緊急事態宣言」が発動されれば毎回同じような
救済措置を国が取るかと言えばそれは難しいのではないかと思います。

経済活動が戻った今、いつまた「第2波」コロナ感染拡大が
起きても全く不思議ではありません。

「第2波」が起こる確率は極めて高いと思いますし、
それも遠い先ではないかもしれません。

インフルエンザに「A型、B型、C型」があるように
コロナウイルスにも「A型、B、C型」があってもおかしくなく、

今が何型なのかは分かりませんが、「第2波」でコロナウィルス
「D型、E型」などが発生して猛威を奮うリスクも決してないわけではありません。

今の時点で世界的にコロナ感染拡大の解決策が明示
できていない以上世界経済のリスクは高まる一方です。

しかも、もともとコロナ禍以前の段階で日本を始め欧米、中国など
世界経済をけん引する国々は借金大国となっていて、国に保護されて
経済を回している。そこにコロナウィルス問題発生でより一層ヤバい状況に
なっているはずですから3月の爆下げは「暴落1波」であり、
私は近い将来に高確率で「暴落第2波」が訪れると思っています。

特に5月18日の超ウルトラ変化日以降は株価が爆上げして
堅調に推移しているわけですが、いつ、どこかの国や、企業が、
金融破綻になってもおかしくない状況がまさに今この瞬間に
高まっている可能性は高いと思っています。

ですから、どの国も自国を潰さないために重大なリスクを犯し続けてでも
史上最大規模の金融対策支援を行っているわけです。

サイクル理論的に言えば「3月23日~7月中」に
今の株高相場状況は一変すると考えます。

それは、直近高値23310を超えることなく現在の
下値ターゲット「○○○○非公開(会員のみ公開済み)」
まで調整入りする展開のなるというイメージです。

そうなるための値動きとして、まず下記の戻り売りポイントで
株価は上値抵抗し続けることです。

「○○○○非公開(会員のみ公開済み)」

今週これらで上値抵抗した後、来週からは
下値ターゲット「○○○○非公開」まで急落する
地合いが訪れると考えています。

因みに、6月12日(金)SQ日に安値21560を付けたのですが、
これは、直近最高値23310から下値ターゲット「○○○○」の
「半値○○○○」を達成したことになります。

「半値戻しは前値戻し」という相場格言があるように
日経225先物は7月末までには下値ターゲット「○○○○」
まで急落する展開になると分析しています。

その急落過程では、まず「○○○○」に株価が到達するわけですが、
○○○○に到達したら、しばらく「○○○○~○○○○」でもみ合うと思います。

従って、6月後半の戻しポイントは「22850」まで戻れずに
「22770~22730」か「22640~22570」あたりで戻り高値を付け、
○○○○まで急落するトレンドが形成されると思っていますので
これらのシナリオを元に資金管理をして淡々とトレードを
実施していく方針です。

みんトレ

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