新型コロナショック相場以降、私はこれまで
2020年「3月23日~7月末」の期間に
「爆下げ相場」を想定してきました。
相場は3月に15860を大底にして4月5月と上昇し、
6月から7月末までは、ほぼ22000台で推移しました。
7月末には、一時的に下げる局面がありましたが、
21680から買い支えが入る展開により、
日足ベースでは安値を切り上げました。
実体経済は、非常に厳しい状況が続いていますが、この4カ月の間で
個人、企業へと、政府から大量にお金がバラまかれた影響もあってか、
実体経済とは大きく乖離して株式マーケットの推移は、今日も底堅く買われました。
これは日本のマーケットに限らず、世界のマーケットでも
同じようなことが起きています。
では、今後の世界のマーケットはコロナ禍の中で実体経済と大きく
乖離したまま上昇し続けるのでしょうか。
直近の値動きを見ると、今のところ下げる気配がありません。
この2か月間は、ほぼ22000台でのレンジ相場でしたし、
現在は23000台で推移しています。そして、今の上昇相場の
上値目途は「23380」と算出しています。
この「23380」は非常に強い上値抵抗値となるでしょう。
従って、ここを超えるようなら「上値ターゲット」を
改めて算出します。逆に、23380を超えれずに、再び
「22850」を潜る地合いになった場合は、「22850~22280」の
レンジ相場を想定します。
また、再び中期BOXの下限である「22040」を株価が割り込むと
「売り勢力」が増すイメージとなります。
つまり、今はBOX上限が「23380」で上値は重たい。
しかし、超えたら余程強い買いの流れと判断します。
結局「22380」は超えれずに「22850」を割れたら
「22850~22280」のレンジとなり、「22040」を割れたら
「爆下げ」が期待できる相場局面!という流れを考えていきます。
後は日柄ですが、8月の変化日は今日が最後です。
もし、今日の高値を超えれないようだと、変化日に
高値を付けて反転する地合いも考えておきたいと思います。
それが「爆下げ相場」のスタートになるのかは分かりません。
いずれにしても「22850」を割れるまでは下落相場は考えられません。
上値目途、レンジ幅、BOX下限などの節目、そして日柄(変化日)から
シナリオに落とし込み、今後も相場の流れを注視していきたいと思います。
【短期の相場観】
今日のシナリオシートでは「23180~23130」が強いサポートです。
ここでしっかり買い支えられているのを見ると「23380」を試しに
行く展開が考えられます。
しばらくは先物もオプションも様子見に徹します!
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